昨日は電気と災害について取り上げました。
本日は、それに関係する内容で、電気と事故についてです。
電気は人々の暮らしを便利にしなくてはならないものですが、
半面扱い方を間違えるとたいへんな事故へとつながります。
電気の事故で多いのが、昨日も触れた故障器具の出火による火事と
そして、感電事故です。
関東電気保安協会のホームページに電気事故事例集というのが
あります。
ここには、過去に起こった事故の一部が概要、被害状況から原因、再発防止策まで
載っております。
電気の専門家である電気工事士は電気工事だけでなくこういった電気事故事例も
しっかり理解し、電気の素晴らしさと同様に電気の恐ろしさも啓蒙していく
必要があるでしょう。
電気工作を安易に無資格者がDIYすることは法律違反で
専門の電気工事資格が必要なのは、こういった事故を防ぐためでもあります。
なぜ資格が必要なのかの観点からこうしたことも勉強しておくと
よりよい電気工事士になれるでしょう。