電気工事士は2種類
電気工事士という資格は2種類あります。
第一種と第二種です。
電気工事に携わらない方にとって、何が違うのか
よくわからないと思います。
第一種電気工事士
500kW未満の自家用電気工作物(中小工場、ビル、高圧受電の商店等)
および一般用電気工作物(一般家屋、小規模商店、600V以下で受電する電気設備等)
第二種電気工事士
一般用電気工作物(一般家屋、小規模商店、600V以下で受電する電気設備等)
上記のような区分けがありますが、簡単にいうと、
第二種は一般家庭の住居や小さな商店等で第一種はそれに加えて、
工場やビルなどの大きな建物の電気工事にも対応できるということです。
女性電気工事士のニーズ
当然、大型の建物を対応するだけあり第一種になると力作業も
増えてきます。その点において第二種の方が女性向けと思われます。
ただ、そもそも女性電気工事士のニーズという視点で見た場合も
第二種の方が圧倒的におすすめです。
それは、近年増えてきている女性電気工事士のニーズは
一般家庭でのニーズが多いからなのです。
例えば、女性の一人暮らしや老人の方など、屈強な男性に
家に入られることに少々の抵抗があるという方の場合などがそうです。
物腰柔らかな女性に来てもらって安心して工事してもらえた、
次もそうしてほしいという声は多いそうです。
つまり、ビルや工場というビジネスの場所においては、男女による
お客さん目線でのニーズは特になく、個人の一般家庭だからこその
ニーズでもあります。
というわけで、もちろん第一種は第二種も含むので、第一種を取るという
選択もたいへん結構ですが、取得して仕事をするということであれば、
第二種の方が早く取れますし、内容もとっつきやすいので、断然おススメです。