増加する受験者数
第二種電気工事士の申込者は確実に増えています。
10年前、大体10万人くらいの申込者がいました。
現在、年によって若干の変動はありますが、毎年15万人くらいの方が
電気工事士を目指して受験を申し込んでいます。
では、なぜ増えてきているのでしょうか。
増える理由
一つは建設需要が増え、建設業界の人件費が高騰していく中で、さらに
報酬を得るために資格を取得するということがあげられます。
他には、学歴・職歴等が受験資格に問われないという点も挙げられます。
資格によっては、大学卒以上であったり、その職経験がないと受験がそもそも
できないというものもある中で、誰でも受験でき、かつ取得までの期間も
長すぎず、取得後の仕事もあるという点において安定的な人気が
あるといえるでしょう。
そして、電気工事の仕事は常に需要があるということも重要な資格価値を
高める要因でしょう。
電気は現代人にとって必要不可欠です。
ちょっとした停電でもニュースになるくらい現代人にはなくてはならない
存在なのです。
ということは、不況好況に関わらずこの重要なインフラを支える仕事が
減ることはないということで、非常に安定した仕事、業界と言えますので、
電気工事士の価値は高まり続けているのです。
というわけで、電気工事士はメリットの多い資格です。
少しでも興味があれば、今は別の仕事をしていたとしても
将来の保険という意味でも持っていて安心のこの電気工事士を
目指してみるのもいいのではないでしょうか。